長生きよりも美学を選んだ葛西! -ネウロ185話
第185話 会【のこす】
■新しい血族(?)葛西
ついにあの吾代のセリフの伏線が生きる時が来ましたね!
そうです、「そもそも血族なんていない」伏線です。
葛西自身が認めました。自分のネタは全てトリックだと。
ただの人間と認めました。
Xの強化細胞は別として、
今までの血族だって人間の能力を著しく超越しているということはありませんでしたよね。
DRの「水」の操りは高度な計算能力ですし、テラの「地」の操りは知識と経験。
ヴァイジャヤは化学物質と経験で、ジェニュインは、化学物質と指揮能力。
まあ物凄く簡単にまとめると…ですが、人間に不可能なことではなかったわけです。
というか五本指と呼ばれる彼等新しい血族のエースよりも、
もっと人間離れしている能力者がいるじゃないですか!
アヤ・エイジヤとか!
さて、生身で銃弾受けまくった葛西はさすがに生きてはいなさそうですが、
ユキが言うように「同点」となってしまうのでしょうか。
ここまで全て計算どおり追い込んだ笛吹達は逃走経路をちゃんと確保しているかどうか…。
それにしても今回の葛西のセリフは今までとは何かが違いました。
「強化細胞なんてズルい代物や生まれ持った超能力とやらに頼るのは…俺の犯罪者としての美学と合わねえ」
葛西の願いは確か「長生き」だったと思いますが、彼は長生きよりも美学を選んだ感があります。
強化細胞をいれていれば不慮の事故や肉弾戦で負ける可能性がずっと低くなるのに…
生き残る可能性がずっと高くなるのに…
それをやらなかった!それは己の美学に反するからだった。なんかカッコイイ(・∀・)
■目の前のアヤ・エイジア
「苦しいんでしょ?私に何もかもブチまけて」
さて、これはいったいどういうことでしょうねぇ。
前回の米欄を参考に候補を挙げてみました。といか、ほんといつもコメントありがとうござます!
・アヤ本人
・イレブン
・夢オチ
・ネウロが次の奴隷にアヤを選んだ
・弥子の友人
イレブンであっては欲しくないけど、
アヤ本人だとしたら脱獄するそれ相応の理由が必要といった感じですね。
今回のタイトルになっている「会【のこす】」は、
このコマですね。
別れがあるとしても出会いたいという願い。出会いは必ず何かを残すのだから。
もう弥子が立ち直るのは時間の問題ですね。
正直ここまできたら、本物か偽者か関係ない!…っていうのは言い過ぎですが、
弥子はクラスメイトからの励ましも効いて、もう立ち直るでしょうね。
もし仮にイレブンだとしたら、本城博士が残したものを回収しに来た…と考えるべきでしょうか。
どちらにせよ、アヤが出てきた理由も分かってないのでまだ目が離せませんねぇ。
画像(C) 松井優征 / 週刊少年ジャンプ