糸会力久どこー(゚Д゚;≡;゚д゚) -ネウロ161話
第161話 強【よわい】
■糸会力久
ジャンプマンガに出したいキミのキャラ「オリ魂」というコーナーで、
『魔人探偵脳噛ネウロ』に出したいオリジナルキャラの大賞が前号で決定していました。
で、松井先生のコメントがこれです↓
そんなわけで探してみました。
扉絵左上看板。
ゲームセンターのUFOキャッチャー内。
わかってはいましたが、あまりにも小さくてなかなか見つけづらかったです…。
■チー坊の過去
それはまだチー坊の両親が顕在した時のお話。
チー坊の母親は新しい血族でした。そして父親はどうしようもないクズでした。
勿論、研究者としては優秀だったのかもしれませんが、夫として…父としては最悪の人間でした。
でも、彼女は文句一つ言わず彼らの下で働いていたんですよね。
そんなチー坊の母親がもしシックスに声を掛けられていたらなんて答えたでしょう。
答えはおそらく「No」。この家計は悪には特化していないでしょうからね。
そして五本指お決まりのシックスとの出会い描写。
ネウロが欲している『新しい血族が人間として過ごした時のこと』『人間から血族になる直前の出来事』。
シックス「今の名前を捨てなさい」
前回引っかかった名前が今回も出てきていて、本当に人間の時の名前が重要なのかもしれません。
勿論、今回の過去編で分かってしまってもそれは意味がない。
私達読書はチー坊の過去を垣間見れますが、ネウロや弥子達には全く伝わらない情報ですからね。
■決着
今度は吾代とチー坊の共通の思い出。
最後の最後に説得を試みる吾代。殺そうと思えばチー坊はあっさり吾代を殺せたでしょう。
でもそれをしなかったのは、迷いがあったから…。
新しい血族としてではなく人間として…吾代の昔の友人(ツレ)として話を聞いたチー坊。
吾代が言っていた『強さ』というものをここに来てようやく理解したチー坊。
だが悲しい事に既に彼は新しい血族の一人であり、シックスに忠誠を誓う一人であったのです。
その結論は自決…。自分で自分の脳に止めを刺してしまいました。
ああ…
チー坊「強いって…疲れるね忍クン」
吾代「…………今さら理解しやがって」
あああああ
切な過ぎるぜチー坊…。
結局チー坊が手にした『強さ』とは吾代が今まで無理して手に入れるものではないと説いてきたもの。
でも、最後の最後でチー坊は今まで吾代がいってきた言葉を理解するのですが、時既に遅し。
今回のサブタイトルが「強」と書いて「よわい」と読むあたり、これを物語っているわけですねぇ。
それにしてもついにネウロの掲載順が最下位になるなんて…。
画像(C) 松井優征 / 週刊少年ジャンプ