ネウロの呼びかけの意味 -ネウロ150話
第150話 掘【掘】
■魔力の充電池
ネウロの髪飾りは噛み砕いて魔力を少しだけ回復するだけではなく、
髪を束ねる事で魔力を少しずつ回復する効果をもつらしいですね。
でも今までの経緯からいって、回復力など殆ど僅かでしょうし、噛み砕いても
そこまで魔力が回復するってわけでもないので、気休めレベルなんですよねぇ。
テラが指摘している通り、噛み砕いて使ってしまえば戻らないので、それ以後の回復量は落ちてしまう
のは確実なんですが、そこまで重宝されていたアイテムだとも思えません。
結局は、謎を食べないと全然魔力を供給できないのですから…。
■ネウロと人間
ネウロは「力は残っていないが手はいくらでも残っている」
とテラに宣言し、「人間達が素晴らしい手駒になりえる」とも云う。
更に続けて、埋められている1000人の人間の前で
「我が輩はしばらく休む必要がある!!貴様等人間が自分の身を守るのだ!!」
と、高々く言い放つ。
それを隠れて聞いていた笹塚。
さて、問題はネウロがこの人間達の前でこのような発言をする意味だと思うんですが、
ぶっちゃけ今更この1000人を前にこんなことをいっても無意味だと思うんですよ。
テラも「たかだか1000人」というようなことを云っていましたし、東京都の人口だけからこの人数を
比べてもやはりそれほど多くない人数なんですよねぇ。
ではネウロはほとんど無意味なことをしていたのか、
と問われるとそこまでネウロがバカではないと思うわけです。
だとしたら狙いは他にあったりするんじゃないんでしょうか。
例えば、隠れて聞いていた笹塚に伝えるためという考えも出来ると思います。
ネウロなら気づいていてもおかしくないですし、笹塚をかっているとも思えます。
笹塚ほど無粋な事はしない男はいない気がしますが、彼の出方が気になりますねぇ。
帰って笛吹に報告するか。弥子に問い詰めるか。誰にも何もいわないか。
さあ、どうでる笹塚刑事?
■ネウロの地上での振舞い
ところで結局ネウロが目立てない理由は未だにはっきりしていません。
そんな中、人間1000人の前でテラとの戦闘を見られてしまいますが、今更特に隠す様子もない。
だとしたらネウロが目立てないのは『魔人という存在がバレると厄介』くらいなのかもしれません。
バレれば人間界で普通に歩けなくなりますし、今回のように狙われる可能性が高いですからねぇ。
■魔力
ネウロは、「もう能力ひとつ出す魔力も残っていない」とテラにいってしまっていますが、
これが本当にしろ嘘にしろ、流石にもう殆ど魔力は残っていないはず…。
と、なると次の5本指は人間達の活躍が多いに見込まれるわけです。
ようやく出番が来るのか!?といった感じです。
とどめまでは刺せないまでも、警察や弥子や本城博士の活躍が見れるといいですねぇ。
画像(C) 松井優征 / 週刊少年ジャンプ
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