ネウロが勝つためには人間の力が必要 -ネウロ133話
第133話 魚【さかな】
ついに動き出した、シックスの下の『新しい血族』。
ネウロ…そして弥子がこれからどのような活躍を見せてくれるか注目です。
■ネウロを徹底解析
Xの脳内の記憶を解析し次々と出てくる情報。
やはり、シックスといえど魔人には一目置いており放っておけない存在です。
その魔人であるネウロの弱点を分析する新しい血族であろう一人の女性。
・ネウロは喰った謎を魔力にして自己体内に蓄える事
・魔力が充実している間は不死身に近い体力と超絶的な力を持てること
これがネウロの強みであり、圧倒的な強さの理由ですよね。
問題は、この『魔力』に頼り切っている事と、魔力が常に消費される事。
魔人たる強さを支える魔力がなくなったとき、ネウロは無力な存在に成り果ててしまうのです。
そこまで分析したシックス達が、対ネウロに取った作戦は
極限まで魔力を浪費させた後、ゴミくずのように踏み潰す
という、消耗戦です。
シックスは、「強さではない相性の問題だ」とはいっていますが、
この、「魔人」vs「新しい血族」という闘い自体に無茶があります。
シックス率いる新しい血族は複数人いるのに対して魔人はネウロただ1人なんです。
そりゃあもう、RPGで勇者パーティがボスをリンチするみたいなものですよ。
では、ネウロはシックスの戦略どおりにやられてしまうのでしょうか。
答えはノーです。
ネウロには天才も顔負けの頭脳があります。頭を使い何度か魔力の消耗を抑えた事もあります。
そして、人間の力…弥子、謎の男の力が何かをもたらすと思いますね。
■謎の男
弥子がおいしそうなにおいに釣られて川辺にいって出逢った男。
弥子は彼の事を「スローライファー」と洒落た表現をしていますが、
ぶっちゃければ、「ホームレス」なんですよねぇ。
だから、彼の家というかダンボールもさぞみずぼらしいはずなんですが…
なんなのこの豪邸!?
4階建てのダンボールハウス…いったいぜんたいどんな作りをしているか気になりますが、
台風来たら終わりなんじゃないでしょうか。
川沿いなんで川が増水したら終わりですし、それ以前に風で飛んでいきそうです…。
さて、せっかく釣った巨大な魚も男は「喰えたモンじゃない」と食べるのを諦めますが、
勿論弥子はいつもどおりバグバグ食べちゃってます。
そればかりか、3日がかりで釣った魚を食べられない彼にありあわせの物で調理をしちゃいます。
母親に料理させるわけにはいかないので、がんばって料理を覚えた弥子は流石ですね。
さて、名前も出てこなかったこの男ですが、
「ある日河原で意気投合した変なおじさん。この人が私達にとって重要な人物となるとは…その時は予想だに しなかった」
とあります。
この男にいったいどんな秘密が隠されているというのでしょうか。
流石にダンボールハウスの豪邸は関係ないとは思いますが…w
■DRの動向
日本に着いたDR。
なにやら路地裏にいる2人組の男に
「私…どんな音楽が好きそうに見えますかね?」
とニコニコしながら話しかけるDR。
知らない外人に流暢な日本語で話しかけられて怪しがるが、
ご丁寧に返答する2人に対して…
この仕打ちは酷い
今まで、凄く冷静なキャラだと思っていただけにこの豹変はちょっと驚きましたね。
もっともこの漫画ではよくあることですが…。
そんな感じで次回に続きます。
画像(C)松井優征 / 週刊少年ジャンプ
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