警視庁内のスパイはまさかのあの人!? -ネウロ181話

魔人探偵脳噛ネウロ (1) (ジャンプ・コミックス)

第181話 嘘【あくい】

■嘘

前回の笹塚の死に続き今回もかなりの衝撃的な展開でしたね。
今回のタイトルは「嘘」とかいて「あくい」。
「何故人は嘘を付くのか?」コードギアスでも取り上げられた話題ですが、
嘘は嘘でも色々な嘘がありますよねぇ。今回の話で出てきた嘘は2つありました。

・笛吹の「泣くのも笑うのも…全てのケリがついた後でいい!」→でも結局その後泣いた
・本城博士の嘘

前者はどう考えても悪意から出た嘘ではないです。嘘というよりは強がりでしょうか。
となると、サブタイトルが指す悪意ある嘘とは本城博士の嘘ということになります。
つまり、弥子の推理は殆ど当たっているということはサブタイトルが物語っているというのです。

■葛西おじちゃん vs 警察

魔人探偵脳噛ネウロ181話 葛西 本城博士

相変わらずノリノリの葛西。
それに対して笛吹の下に集まり決意を決めた人達。
笛吹の任務は、「体力的」にも「法律的」にも通常の警察官のルールを大幅に超越した内容みたいです。
おそらくそこまでしないと勝てないと悟ったのでしょうね。何しろTOPの人間がユダなのですから…。
それにDRの時みたいに、警察の対応を計算に入れた上での犯行を行っているとしたら
通常に捜査していたのでは彼等を捕まえる事ができないでしょうしねぇ。

■石垣と等々力

石垣は、笹塚の死や笛吹の発言を受けてこれからの自分の身の振り方を考えている感じがしました。
もしかしたら今度こそ石垣大活躍になるのかもしれませんよ!?
さて、『BLOODY MONDAY』まではいかないまでも私は彼らを疑っていましたが、
どうやら本城博士が黒なのはほぼ間違いないじゃないとみていいことと、
笛吹が集めたメンバーに2人が入っていることからスパイの可能性はないとみていいでしょうねぇ。
でも笛吹が集めたメンバーは最も誠実で優秀と思える警察官達だったはずなのですが、
何で石垣までもが入っているのかがかなりの疑問でした!

■どうしてウソつくの?

魔人探偵脳噛ネウロ181話 葛西 本城博士

本城博士がシックス側の人間だとしたら説明が付く事が多いという弥子の推理。
これだけ疑っておいて「それは違う」というのはまずないでしょうし、
先にも書いたサブタイトルが本当だと云っています。

・笹塚が「他の目的」で動いていた事を知っていたのに弥子達に話さなかったこと
・笛吹が云っていた「警察の中に内通者がいるかも」というのは本城博士
・シックスが云っていた「言いなりになる人間」とは本城博士で笹塚に真犯人を教えた
・対チー坊の時、弥子達を危険な場所へ誘導した

これが弥子の推理ですが、これだと不自然な点がいっぱいある…らしい。
というか本城博士って一体どういう人なのかを最初から洗わないとわからないですよねぇ。
シックス側の人間だとしたら娘の刹那をシックスに実験体として捧げたのか…。
殺したいほど憎んでいるという人間は刹那に奇病を与えた人間ではなかったのか!?とか
再度読み直して考え直す事が多そうです。
あ!そういえば、かなり前に回収していたと思われる伏線ですが実はまだ回収されていなかったと気づいた ものがありました。 それが、133話での

「ある日河原で意気投合した変なおじさん。この人が私達にとって重要な人物となるとは…その時は予想だにしなかった」

まさかの悪い意味での重要人物となってしまうとは…。
あと、DRの時に出てきた本城博士と親しげにしていた自衛隊員の「市井一茶」。
彼を数字にすると、1113 → 1+1+1+3=6 → シックスとなるのですが、
本城博士がシックス側の人間だとしたら、
市井一茶はシックス自身じゃないにしてもシックス側の人間という線は濃いですね。

そんな感じですが今週は珍しく月曜日更新!来週が楽しみ!!

画像(C) 松井優征 / 週刊少年ジャンプ

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