悪をなして巨悪を討てるのか? -合法都市

ヤングジャンプ 合法都市

ヤングジャンプ

皆さんの一番好きな漫画雑誌は何ですか?
同じ質問をされたら私は、迷わず「週刊ヤングジャンプ」と答えるでしょう。
週刊漫画誌は、週に6冊しか買ってないので漫画読みとしては少ない方なのかもしれないですが、
とにかく毎週木曜日は、ヤンジャンとチャンピオンの発売日なので一番楽しみな日ではあります。
本宮先生の漫画を読んで「え?さっきのコマで終わり!?」と思ったり、
『LIAR GAME』を読んで「このタイミングで感染ゲーム!?」と思ったり、
『ハチワンダイバー』を1分で読み終わったり、『バカとボイン』でニヤニヤしたり、
『B型H系』で焦らされたり、『嘘喰い』の駆け引きのレベル高すぎて脳が沸騰したり、
『夜王』で聖也さんが白馬の王子様だったり
『ローゼンメイデン』が月1しかやっていなくて、ヤンマガのkiss×sisと同じ状態だったりと、
色々楽しいわけですよ(´ー`)

合法都市

『合法都市』
この漫画の舞台となっている「盤流市」はそう呼ばれている。
もともとは過疎化してただ衰退するのを待つだけの地方都市だったはずのこの街は、
ある男が石油を掘り起こしてからは一転してパラダイスとなりました。
その男こそ、石油を掘り起こした張本人で「バンリュー石油」の創設者にして現会長の「盤流源一郎」。
「盤流市」というのも彼の名前からきてます。
この街では税金や医療費やガソリンは無料だし、家賃の半分は会社が負担してくれたりと、
ここに住む住人で「バンリュー石油」の恩恵をうけとっていない人間など皆無。
故にバンリューは絶対的な存在で、誰も逆らおうなどとは思わないのです。
たとえバンリューの人間が犯罪を起こそうとも警察は見てみぬふりをする。

ヤングジャンプ 合法都市

潜入捜査

いくら「盤流市」では合法でも、国から見れば違法な事がある。
警察のある機関は内密に捜査をしはじめます。
表立っては出来ないため、バンリューの社員に成りすましての潜入捜査。
「寺沢准一」...彼がこの物語の主人公にしてその潜入捜査員。
寺沢は頭が切れる男でバンリュー内でも成果を出すのですが、困った事に彼はとても正義感が強い男なのです。
警官なのだから普通なら全然困るはずはないのですが、彼はその正義感故に人が殺せない。
盤流市内に不法侵入した者や、盤流市を抜け出す者には死の制裁を加えなければならない。
今まで寺沢は機転を利かせた方法で乗り切ってきましたが、何度もピンチがおとずれます。
警官の彼は人を殺すわけにもいかない...が、殺さなければ怪しまれて潜入捜査がバレるかもしれない...。

ヤングジャンプ 合法都市

この葛藤...、週刊少年マガジン連載の『シバトラ』にも少し前にありました。
大きな目標の為には少なからず犠牲を出さなければならないのか!?
当然といえば当然ですが、正義感の強い彼にはそれは簡単には許す事ができないのです。
ところでコードギアスにルルーシュのセリフで以下のようなものがあります。

「正義で倒せない悪がいる時君はどうする?悪に手を染めてでも悪を倒すか、それとも己が正義を貫き悪を屈するによしとするか。」
「私なら、悪をなして巨悪を討つ!」

ルルーシュみたいに割り切れればいいのですがね(ノ∀`)

画像(C) 東條仁 / 集英社

合法都市 1 (ヤングジャンプコミックス)
ヤングジャンプ 合法都市東條 仁

集英社 2009-04-17
売り上げランキング :

おすすめ平均 star
star面白いですよ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

あにめも!~深夜アニメチェック&ランキングサイト~

関連記事
新着特集記事
TRACKBACK