女子中学生とエッチな同人誌 －ドージンワーク最終巻

■しずちゃん本

このドージンンワーク５巻(最終巻)は番外編。
ソーラの親友のしずちゃんがエロの道へ突き進む物語。
多分、なじみ２号みたいな感じです。
というか、露理の犠牲者２人目といったほうがいいのでしょうか。

ところで、しずちゃんって何歳なんでしょうか。
エロ同人誌を書いているので当然18歳以上じゃないとまずいですよね！
ソーラと同級生ということは当時は小学生。
この物語が本編の３年後くらいみたいで、今は制服を着ているとなると…中学生！？
そ…そんなばかな…『この物語に登場するキャラクターは全員18歳以上』とはいかないまでも、
『この物語でエロ同人を描いているキャラクターは全員18歳以上です。』くらいはないと…。

ん…

帯におもいっきり書いてあった＼(＾o＾)／

■赤面

やはり、赤面があるとかわいさが倍増しますよね！
ツンデレ少女がデレた時に見せる赤面とかこっちが赤くなっちゃうくらいいいものです(´ー｀)
今回のしずちゃん本は、しずちゃんの赤面の嵐でした。
エッチな漫画を描いて赤面。ソーラにバレそうになって赤面。
正体がバレないように上半身がビキニで下半身がブルマというマニアックな格好をして赤面。
赤面…いいものです。
ジャスティスが育てたエッチなじみは恥じらいがなかったから失敗したといっても過言ではない！
露理は、「恥ずかしい事をしていると自覚させつつ褒めて伸びさせる」という教育方針なのがよかったのでしょうか。
それ故に、

すぐ調子に乗る！

■エロ同人をやっている理由

しずのお母さんは酷い。
年頃の女の子の部屋にノックもせずずかずかと入ってきます。
そして結局、エロ漫画を描いていることがバレてしまうわけですがやっぱり凄く気まずくなりますよね。
隠しておいた特殊な性癖のエロ本が親にバレるくらい恥かしい…そして気まずい。
直後はお互いその話題に全く触れないから逆に気を使っているみたいで嫌ですよね(;・∀・)
あ…いや、私の体験談ではないですよ！？

ところで、しずちゃんは露理にそそのかされてエロ同人に手を染めたわけですが言ってみれば
『露理にいわれて仕方なく描いていた…そして売れてしまった』ということでしょう！
この設定…小学館にエッチな漫画を描かされていた「まゆたん」こと新條まゆ先生を思い出しましたよ！

■現実と想像は違うんです

凄くいいセリフでした。
後半は、描きながら「こっちの方が恥ずかしいわー」とか云いながら恥ずかしがっていた
なじみへのメッセージみたいです。
前半は、『現実』と『想像』の区別をつけろということ。
現実では出来ない(してはいけない)ことも想像なら全てが自由！ということ。
そして実態のない想像は、形がある同人誌というものに変換されます。
だからこそ、同人誌や漫画の表現の自由を規制する動きに断固として立ち向かわなければならないのです！

画像(C) ヒロユキ / 芳文社

ドージンワーク 6 (まんがタイムKRコミックス) ヒロユキ by G-Tools