主人公とヒロインの関係はペットとご主人様！？ －S線上のテナ１巻

交通事故

交通事故…それは漫画において重要な事件です。
ある時は「突然の死」を用いる手段にしたり、
ある時は「轢かれそうな子供を助ける」という演出をしたり、
またある時は「事故後の後遺症という名の特殊能力」をもたらす要因にしたり…

主人公である「響恭介」は交通事故に合っていた。
だが、奇跡的に命はとりとめていたのだが…
彼の場合、上に挙げた３点のうちの一番最後…特異な能力を得る事となる。
何も音が鳴っていないのに…

あちらこちらから音楽が聞こえ、人間の周りに譜面が見えるのだ。
彼は音大を卒業して自宅に小さな音楽教室を開いていてこれから音楽人生という身であったが
こんな日頃から音楽が鳴り響く状態では楽器を弾くことすらままならない。
体に異常は全く見つからず治療をすることもできない…。

現れたテナ

死の淵から蘇ったらモノの死の線が見えるようになってしまったけど、
親切な魔法使いから貰った眼鏡をかけていればそれは見えなくなるという人もいました。
でもこの漫画にはそんな親切な魔法使いもいなければ、特異な眼鏡もない。
その代わりに彼の前に現れたのは…

女の子「大人しく私のモノになりなさい。たっぷり可愛がってあげるわっ」

よろしくお願いします。
っじゃなくて、明らかに彼女は電波な事を言っている。
こんな電波少女に出会ったら逃げるに越した事はない。
そのうち「お兄ちゃんどいてそいつ殺せない」とか言い始めるに決まっているからだ(違

彼女の名前は、「テナ」。
正式には、テナー・フォルテシアンだそうだ。
彼女によると、恭介が見えるようになってしまった楽譜の正体は、
命の譜面(ソウル・スコア)というものらしい。
この世のもの全てにこの「命の譜面」は存在するらしい。
ピアノに調律が必要なように、命の譜面にもズレて調律が必要になることがある。
不調和音となってしまった命の譜面を調律するのが「調律師」という人達で、
テナがそれにあたるというのだ。

恭介には、悪質な音符がまとわりついている。
普通ならその音符だけを取り払うことがテナには出来るのだが、
恭介は事故の時にこの悪質な音符が入り込んだため、
今ではすっかり恭介の命の譜面と融合してしまっているのだ。

恭介「ん？音符回収されたら俺は？」
テナ「死ぬわ。」

命の譜面とは、寿命そのものといっていいものだからです。
そんな特異な体(?)になってしまった恭介だが、今のところ悪影響はなく、
むしろ調律師のテナよりも優れた不調和音察知能力が備わったくらいです。
「こいつ使えるな」と思ったテナは…

「キョースケ 今日から貴方を私の下僕(ペット)にしてあげるっ

何でこんなところにルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが！
そんなわけで、恭介とテナの同棲…じゃなかった同居生活をすることとなるのです。
どうみても小学s…１５歳の女の子と同居できるなんて羨ましいですねぇ。

調律師テナ

悪質な音符に寄生された命の譜面の所持者は大抵ろくな事がおきない。
なんともない恭介が異常なのだ！
ある時、悪質な音符に寄生されたネズミの大軍が襲い掛かる。

恭介「はぁ！？あんな大軍にどう抵抗する気だよ！？」
テナ「甘く見ないでくれる？私はＡＡＡ級の調律師よ」

なんかよくわかりませんが凄そうという気迫は伝わってきました。
更に…

テナ「私がたっぷり調教してあげるわ」

それにしてもこのテナノリノリである！
調律師というより、調教師になっちゃってますよテナさん。

サービスシーン

お風呂シーン！
自称、「品性」「知性」は完璧だけど「スタイル」がダメだというテナ。
それは違いますねぇ。
この滑らかな体のラインは最高じゃないですか！
むしろ足りないのは品性だと思います。

他にもパンツ脱がされてノーパンになったりとなかなか楽しい展開がありますが
それは本編でお確かめください(´ー｀)

画像(C) 岬下部せすな / 芳文社

S線上のテナ 1 (1) (まんがタイムKRコミックス)
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