女の子からの携帯番号交換の提案 -未満恋愛5話
第五話
この漫画には副タイトルがありません。
■解放された黒瀬
黒瀬にとっては天使のような存在のともえによって何とか逮捕を免れました。
それにしても、ともえのなんて健気な事か…。
最近偶然出逢ったおにいさんの為にここまで一生懸命になれるなんて…。
メールを見て学校に走り、目撃者の証言をもとに警察署に走り、交番に走り…
着いたら着いたで、黒瀬を助ける為に必死に訴える…。
中学生だからとかそんなんじゃなくて、ともえの性格の表れですね。
こんなの見せ付けられたら絶対ほっとかないですよ…。
でも、「このひとはわたしに、みかんを持ってきてくれただけで!」とか云っていましたが、
そもそも2人の関係を聞かれたらなんと答えるつもりだったのでしょうか。
だって、2人を繋ぐ物ってみかんくらいしかないじゃないですか。
黒瀬にとってはみかん様々でしょう!
■別れ際
ともえが塾なのでここでお別れというとき。
黒瀬は「なんか言わないと―――――なんか!」と焦っていました。
みかん様々ではありましたが、次会うきっかけがないから。このままこれで終わりたくないから!
でもなにかをしたのはともえの方でした。
みかんのお礼に好きな携帯ストラップをあげる…と。
黒瀬は、エロゲ的思考の代表例ともいえる選択肢にして考えます。
①ネズミにする
②彼女に選んでもらう
③選ぶぶりして手を握る
④「欲しいのはキミだ」
⑤もらわない
「ゲームなら④だが…」とは思いつつ結局選んだのは①。
現実はゲームみたいにはいかないと思い知るんですね。
ゲームなら選択肢の前でセーブをし、くさい発言を躊躇なくして楽しめますが、現実はそうはいかない。
■ケータイ番号
とぼとぼと帰ろうと思っていた黒瀬に突然表れてこの提案!
わざわざ走ってこんなこといわないでメールで云えばいいのにと黒瀬は爆笑していますが、
こういうところがまたかわいらしいのですよねぇ。
そして会社に戻った黒瀬はニッコニコ(・∀・)
ケータイ番号を交換できたことが嬉しいのではないのですよ。
仮に黒瀬からそれを提案してもともえの性格ならまず間違いなく番号を教えてくれたでしょう。
でもそうじゃない!
ともえからケータイ番号を交換するという提案をしてもらったこと
それ自体が重要!
ともえがこれからも自分(黒瀬)と繋がりをもってくれる気でいるのがたまらなく嬉しかったはずです。
そんなわけで上機嫌な黒瀬ですが、問題は山積みだと思うのですよ。
まず、2人の関係は第三者からみたらどう思うのか。どう説明するのか。
2人が会っているところはまだ知り合いに見られていないわけですからね。
■えっくすソフト
友人の従兄弟が「えっくすソフト」と聞いて興奮しているところを見ると、
その友人の従兄弟は間違いなくオタク!
にしてもともえはパソコンを持っていないようです。
もっていたら友人に聞かないで自分でぐぐっていたでしょうし…。
(株)えっくすソフト…と名刺に書かれていましたが、これは会社名であってブランド名じゃない
ところを見るともし会社概要を知られてもセーフという可能性はありますね。
でもいずればれて修羅場に突入することを望みます(ぉい
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