エロゲ会社の社員が女子中学生に恋する物語 －未満れんあい

■恋愛の形はそれぞれだけど

この漫画はあるいみコミックハイらしいといえばらしいのでしょうか。
でもコミックハイの「ハイ」って「ハイスクールガールズ」の「ハイ」なんですよね。
つまり女子高生を指すわけなんですが、「こどものじかん」とか「柊小学校恋愛くらぶ」とか
「ちゅーぶら!!」もあることですし、もう特に気にする事はないみたいです。
さて、この物語の主人公はなんと２９歳のおっさ…お兄さん（？）の「黒瀬一巳」。
しかも職業は…エロゲ会社のプログラマーという設定。
彼は恐れられていた。いや…崇められてた。

千人斬りの黒瀬と。
サンデー新連載の「神のみぞ知るセカイ」の主人公みたいな奴です。
にしても最近こういうオタクが主人公の漫画が多いですよね。
青年誌は前々から結構ありましたが、「神のみぞ知るセカイ」もそうですが
ジャンプの「バリハケン」とか少年誌でもどんどん増えているような気がしてなりません。

■ごめんなさい

一人寂しくファミレスで夕方に朝食をとる黒瀬。
そんな彼の前に不釣合いな少女が近づいて来ました。
そして彼女は大きな声で…

「あっあの…わたしっあなたと付き合えませんっ」

黒瀬も何が起きたのかわからなかったでしょう。
だってどうてみも中学生の少女にいきなり「ごめんなさい」ですよ。
エロゲならともかくリアルでこんなフラグを立てているわけがない黒瀬にはさっぱりだったはずです。
でも少女はとまらない。

何勘違いしているんだ状態。

■年齢差以上の問題

そんなわけで、偶然女子中学生と話す機会を得た黒瀬。
本来黒瀬は、巨乳好きでロリ系には興味がなかったのですが…、
あまりにも目の前の女の子がかわいい！いや眩しい！黒瀬にとって彼女の笑顔は太陽拳みたいな
眩しさでした。おそらく１５歳くらいの年の差があるはずですが、それ以前の問題です。
なんというか…黒瀬と少女は別の世界の生き物くらい違いました。

黒瀬は、もはや彼女に一目惚れといっていい状態でした。
こんなにもかわいらしい女の子がいるものかと！？
だから勘違いだった事がわかった彼女が席を立とうとすると
パフェを２つ頼んで阻止しようしたりもしました。なんかもう色々と必死な黒瀬です。
この機会を逃したら二度と彼女に会えなくなってしまう…そう思ったのでしょう。
実際、黒瀬と彼女の接点は皆無なのでそうなるでしょうね。
そしてパフェを奢ろうとしたときの女の子の反応がこれ↓

たったしかにかわいいなぁ(´ー｀)
「男が奢るのは当たり前」とかいう人達に見せ付けてあげたいです！

■分かれた後

会社に帰ってきた黒瀬は、椅子の上で体育座りをし始めました。
普段は、感情をあまりあらわにしない彼の雰囲気が明らかにおかしかったので会社の同僚も不振がります。
もう黒瀬の頭の中には彼女のことでいっぱいでした。
そうこれは…恋！エロゲ会社のプログラマーが中学生に恋をした物語です！

黒瀬「もう一回あえたらなあ……なあんて無理かなあ…名前も聞かなかったし」

そんなことを悶々と考えていたのでしょう。ずっと頭の中で堂々巡りしていたのでしょう。
更に先ほど食べたパフェでお腹を下す黒瀬…もう色々とダメだと思ったその時彼の携帯にメールが届きました！

[みかんおいしかったです♪ありがとうございました。　小沢ともえ]

みかんと一緒に渡したメアド入りの名刺のおかげでなんとか…なんとかこの細い繋がりをキープすることに成功しました！ そんなわけで、このあまりにも違う世界の２人が今度どうなっていくかが非常に楽しみであります。

[関連リンク]
おしごとblog．（高嶋ひろみ先生のサイト）

画像(C) 高嶋ひろみ / コミックハイ

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