格闘ゲームにおいての初心者と上級者の共存は無理なのか
□漫画読もうぜ:システムが複雑なゲームほど、実は初心者向き(のはず)
□複雑な格ゲー、明快な格ゲー、対戦台の未来はどっちだ。 - たまごまごごはん
1格ゲーマーとして関連記事を書こうと思います。
■格ゲーの過疎化
なんでこんな現状になっているかといえば、初心者お断りの風潮が出てきているからだと思います。
新規参入者が少なくなれば当然市場全体の人数が減るのは道理ですよね。
私もGGXXから本格的に格ゲーをやり始めた口ですが、最初の頃も充分楽しかったですよ。
そりゃあもちろん負けの方が圧倒的に多かったですが、たまごまごさんが云うように
新しい発見があったりしてワクワクしてプレイしていました。
うまい人の動画を見ては、それを次の日試そうと心踊らしてゲーセンに向かっていました。
まあでも実際はうまく出来ずにフルボッコされることも…
フルボッコ例↓
■やりこみ
そんなわけで、格ゲーの基本はやりこみです。
年単位でやりこむのはあたりまえ!いくら強くなったと思っても上には上がいるゲームなんです。
クリアすることなんてないゲームなんです。
そういう点ではMMO RPGに近いものがあるのかもしれません。
さて、この「やりこみ」がない初心者は上級者にはまず勝てないという事実があります。
だからこそ格ゲーの敷居は高いのです。
じゃあ、初心者が参加しやすいように敷居を下げたらいいんじゃないか
と思う方もいるかもしれませんが、安易にゲームの難易度を下げたら最悪
魅力がないゲームに成り下がってしまうということです。
一概には言えませんが、格ゲーはやればやるほど強くなれるからこそ魅力があるんですよね。
何年もやり込んでいる上級者が3日前に始めた初心者に負けるなんてことが普通に起きてしまうゲーム
をやり込もうとは思いませんよね。
結論としては、初心者と上級者の共存は無理なので、初心者が上級者になるしかないと思います。
重要なのは、敷居を上げすぎず下げすぎないことだと思うのですが、
近年のギルティギアの敷居はかなり高いと思います。
このシリーズがもう結構長くなっているのも要因の一つですが、
最新のGGXXACで更にシステムが複雑化しました。
最近だと、北斗みたいにトキつかってテレッテーでも楽しい気がしてきました(ぉい
■GGXXACのゲージ
先の記事を書かれたお2人はギルティギアをあまりよく知らないとのことなので、
ギルティのゲージの種類の多さによってシステムがいかに複雑かを感じていただければと思い、
ゲージの説明をします。
(用語とかうる覚えなのであんまりつっこまないでくださいね。)
□ライフゲージ…全ての格ゲーの基本ですね。これがなくなると負けになります。
□テンションゲージ…所謂「ゲージ」というとこれを指すことが多いです。このGGXXACは使い道が多い!
以下テンションゲージの使用例(簡単な説明)
・覚醒必殺技(暗転した後に出る必殺技)
・フォースブレイク(暗転しない覚醒必殺技)
・ロマンキャンセル(ほぼ全てのタイミングで行動中の必殺技をキャンセルする)
・フォースロマンキャンセル(特定のタイミングでロマンキャンセルをする)
・デットアングルアタック(ガードキャンセル)
・フォルトレスディフェンス(ガード力を強化)
□一撃必殺ゲージ…一撃必殺モードになると、テンションゲージが一撃必殺ゲージになる
ゲージはどんどん減っていき、減りきるとライフゲージが減少し始める
□BURSTゲージ…サイクバーストを使う為のゲージ
サイクバーストとは通常状態はもちろん攻撃を食らっている最中などにも出せる対打撃無敵技
□ガードゲージ…連続ガードをしていくとたまっていくゲージ
GGXXでは、このゲージがたまっているほど攻撃を受けたときのダメージが大きい。
□キャラ限定ゲージ…一部キャラには特殊ゲージがある
ゲージだけ見てもこれだけあり、テンションゲージの使用方法にいたっては6種類もあるんですよねぇ。
このゲージによってもかなりの読み愛が発生するんですよ。
例えば、テンションゲージがたまっているといないとではコンボが変わってくるのは勿論ですが、
相手のBURSTゲージによって、自分のコンボを変えたりすることもよくあります。
システムが複雑化してより一層面白くなったのは、マンネリ化を防ぐ為だと思いますね。
だからシリーズの新作がなかなか出ないとプレイヤーは結構文句をいったりもします。
既存のプレイヤーが楽しめるシステムが初心者お断りになっているのかもしれません。
でも私は今もゲーセンに通います。
どこの誰ともわからない人に乱入させる緊張感はとても素敵です。
もはやコインが投入させた時の音でエクスタシーです。
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