駆け引きが面白いギャンブルッ!

ギャンブルッ! 1 (1) (少年サンデーコミックス)

20XX年、日本は賭博行為を全面的に解禁。
イカサマ行為以外の賭博行為を全て認める法律も制定された。
これは、そんな日本に生きる2人の少年の物語である。

ハヤテのごとく!を毎週で追う為にサンデーを買い始めた私ですが
ちょうどその頃連載し始めで面白いなぁと思って一緒に読みはじめたのが
この「ギャンブルッ!」です。
賭博世界という世界観が気に入ったのだと思います。
なかなかコミックスが出ないと思ったら1,2巻同時発売でした。

2人の少年

まず主人公の「マサル」。

ギャンブルッ!

見た目はとても無邪気な少年で、ギャンブルに関しても無知に等しい。
父親が有名なギャンブラーであったのだが、勝負に負け行方不明となっている。
そしてマサルは父の行方を捜しているというよくありそうな設定ではあります。
マサルは、ギャンブルに置いて重要な場の流れを読むという才能がある。

一方のマサルの友人の「ジャン」。

ギャンブルッ!

父親が超有名な数学博士で、ジャン自身も小学1年生のときからずっと世界数学大会で
1位をとり続けてきた天才少年である。
ギャンブルも全て確立と統計で計算できるとしマサルが云う「場の流れ」等
とは異なる数学理論少年である。

マサルのデビュー戦

相手は、プロのギャンブラー。マサルの所持金は60万円。
勝負方法は、チンチロリン
相手が手馴れたプロなだけあってマサルはどんどん掛け金を失っていく…。
だが、ある時ついにマサルは流れをつかむ
ここぞとばかりに高額の「20万」を掛け

ギャンブルッ!

勝利し、30万を掛け50万を掛け次々と勝ち取っていく。
1回でも負けたら一気に形勢が逆転する危険な掛け金であった。
だがマサルは流れがまだ途切れていないと確信して70万を掛けようとするが
相手が降りてゲームは終了。
初陣ながら大勝利を収めたマサルであった。

このギャンブルが面白いところは、勿論その駆け引きにあります。
どんな勝負方法で掛け金はいくらでというだけでも十分な駆け引きがある世界です。
また、ジャンが主張する「ギャンブルも所詮確立論」を否定する
マサルが持つ「流れ」という2つの考え方があるのも面白いところです。

画像(C) 鹿賀 ミツル / 小学館

ギャンブルッ! 1 (1) (少年サンデーコミックス)
ギャンブルッ! 1 (1) (少年サンデーコミックス)鹿賀 ミツル

小学館 2007-07-18
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