グラスホッパーの裏の顔とは -魔王2話
魔王 JUVENILE REMIX 第2話 :5年計画
2話もかなり濃い内容ですよ!
※前回に続き、兄は「安藤」 弟は「潤也」と表記します。
安藤はまた考えていた。
昨日見た、犬養は一体なんだったのか!?
朝、潤也と一緒に登校している時も一人で考え込む安藤。
そんな時
「潤也くーん!!」
潤也「ははっ。なんだよ詩織、また寝ぼう?寝癖ピョーンだ。」
………
最初に突っ込むとこそこじゃねえだろ!
まあそんな幸せそうな2人を完全スルーして安藤は物思いにふけっている。
「犬養…あいつは何者なんだ!?」
そればかり考える。
考えても答えが出てくるわけはないのにただひたすら犬養について考える。
安藤の悪い癖らしい。少しでも気になることがあると周りを省みずただひたすら
自分の思考の世界に閉じこもってしまう。
更に歩いていくと、いじめの現場に遭遇する安藤。
安藤「あの力…試してみるか!?」
試そうと思った瞬間にグラスホッパーの人達が来て場を収拾させる。
さて、放課後は友人である島に誘われて
[山本みゆきと猫田新都心の未来について語るシンポジウム](一都市のシンポジウム)
に参加することに。
そのシンポジウムに若者代表の一人として犬養が登場する。
その犬養の提案により、シンポジウムの会場はグラスホッパーによって警護されているとのこと。
少し気になった安藤が近くにいた彼らの一員を見てみると…
昨日、安藤に返り討ちにあった不良のリーダーがグラスホッパーの一員としてそこにいたのだ。
これはいったいどういうことなのか?
無理やり仲間にさせられたのか?
いや、どうもそんな風には見えない。どちらかというと操られているといった感じだ…。
安藤は「グラスホッパーに関わってはいけない」と肝に銘じることにする。
ふと気づくと会場の方が騒がしい。
なにやら、市議会議員である山本みゆき氏に犬養が物申しているようだ。
犬養は、山本の新都心計画を完全否定する。そして最後には…
犬養「お前はただの、イカれた豚だ!!」
言い放った…。
普段は紳士に振舞っている彼には裏の顔がある。
云いたい放題の犬養に向かって山本議員は「なら貴様になにができる!?」と問うのだが、
犬養「僕が、5年でこの街を再生してみせる。」
「5年だ!もしできなかったら僕の首をはねればいい!!」
自信満々に宣言する。
犬養が目指す街の再生は本当に善良なものなのでしょうか?
グラスホッパーの裏の顔を知っている人間にとっては、疑問が生じますよね。
さて、ホテルに戻った山本議員は当然のことながら腹を立てていた。
そんな時、どこからともなく彼の部屋に入った謎の大男が彼を襲う。
[人は誰でも死にたがっている]
実はこのフレーズは、原作者である伊坂幸太郎先生の著書『グラスホッパー』に出てくる一節である。
伊坂幸太郎先生の物語って繋がりがあるんですかね?
私は伊坂先生に関しては今まで知らなかったし『グラスホッパー』も読んだことはなかったので
non-conformityさんの感想を読んでみました。
伊坂幸太郎 - Wikipedia
多少のネタバレにはなるかもしれませんが、
こういうミステリ系ものはついつい気になってしまいますよねぇ。
というところでまた来週~(多分)
画像(C) 伊坂幸太郎・大須賀めぐみ / 週刊少年サンデー