[DEATH NOTE]漫画とアニメの楽しみ方の違い

DEATH NOTE Vol.7

ネタバレ注意!
(アニメ版しか見ていない方は見ないほうがいいです!)

早いもので、DEATH NOTEのアニメも既に34話を迎えクライマックスに入ろうとしています。
現在はニア編(?)の中盤なのですが、漫画と決定的に違うところがあります。
それは…

アニメでは魅上が使っているノートが偽物だと既にわかっている事です。

わかっているの主語は「視聴者」であって勿論「ニア側」ではない。
今の状況を簡単に云うと、

月(L)側 → 魅上が所持しているノートを偽物にすりかえた。
ニア側 → 魅上が所持しているノートに接触。「殺人ノート」と断定。

つまり、月側が先手をうって罠を貼っているとこの時点でわかってしまうのです。
ニア側はまんまと騙されていると思うことでしょう。
一方漫画の場合は、この時点ではお互いの策は殆ど公開されず読者は
一体どっちの策が上をいっているんだ!?
と、毎週毎週続きが気になってジャンプを読んでいたと思います。
お互いが自信満々で策を進めていく…。
漫画では全てがわかるのは決着のシーンでした。

アニメしか見ていない視聴者は、
「月側が上をいっている」と思い最終決戦のシーンに入っていくのでしょう。

別にどちらが優れているというつもりはありません。
漫画とアニメという媒体が違うものを使っている限り誤差は出てくるのは仕方がないことでしょう。
ただ、決着のシーンである月vsニアの場面に入るまでの与えられた情報量の違いによって
楽しみ方も変わってくるんだなぁと思ったのです。

最終場面での、
月の「思い通り」とか、ニアの「ジェバンニが一晩でやってくれました」
がアニメでも見れることを楽しみにしています(´ー`)



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