王玉と遺産相続とロイヤルガーデンと -ハヤテ220,221話
第220話「トラブルは忘れた頃にやってくる」 第221話「ビーチに来たからにはやる事がある」
出オチ?
三千院帝「誕生日おめでとうクラウス。」
しょっぱなから中年2人が会話をしているシーン。ハヤテのごとく!にあるまじきスタートでした。
クラウスが59歳になった報告とか、帝が水樹奈々のファンだとかいう情報は正直どうでもいい...と思っていたら、
今回はそれを描けたことが作者的には大満足。畑 健二郎Backstage Vol.231より
畑先生だけが満足していた!?
ヒナギクさん!!
ヒナギクがハヤテに告白したいこと。
それはシルバーレッドの正体とか、高いところが大の苦手とかそういうことでは勿論ありません。
ハヤテを好きだということ。
しかし負けず嫌いのヒナギクは、自分から告白したら負けだと思っているので云うわけがありません。
どうしても云わないので、なんかハヤテが迫っているみたいなシーンに!
結局ヒナギクが逃げて終わってしまうわけですが、ハヤテはヒナギクの気持ちに気づけるのでしょうか。
ラブコメ主人公補正もかかってハヤテはにぶちんです。どんかんです。
だからもっとヒナギクからのアプローチが必要となってくるのだと思います。
かつて2人でディズニーシーによく似たただの遊園地に行った時の帰りにヒナギクは、
「私はね...観たい映画に誘われたからって...そんなの...好きな人とじゃなきゃ見に来ないわよ!!」
ということをハヤテに伝えようとします。
運が悪い事にちょうど電車が通った騒音でハヤテは聞き取れなかったという展開でしたが、
ヒナギクも云おうと思えばここまで云えるんですよね。
今後、似たような発言があって「んもうぉ...なんでここまで言わないとわからないの?バカァ」とか
赤面で云われたら凄くニヤニヤしてしまいそうです!
更に221話では歩に「想いを伝えるくらいは...いいんじゃないかな...」と背中を押されています。
今後のヒナギクからのアクションにも期待したいです!
王玉
第220話で(三千院家の)遺産相続の条件がよりわかりやすくなりました。
「遺産相続の条件は、三千院ナギの執事綾崎ハヤテを倒し、彼の持つ『王玉』という石を奪うか破壊する事」
そもそもこの条件に変わったのは遺産相続の条件がイマイチわかりにくいというの苦情が寄せられたらしい
のですが、タイミングから考えてアーたんが出したとも読めるし作中の都合上なのかもしれません。
問題は、結局王玉って何なのということだと思います。
・王玉自身が持つ力
・遺産相続をするために必要(ハヤテの王玉に限る)
前者は持っているだけでも効果があるような節が何度かありましたが、
そもそも「王玉」というのは何か。マリアさんによると、
「紫子さんが昔、宝物庫で隠れんぼをしていて見つけた、三千院家の伝説の秘宝」とのことです。
その『宝物庫』というのは地下が迷宮になっているあの宝物庫なのでしょうか。
それはここではわからないので保留です。
で、後者は王玉の新たな付加価値になりますが遺産相続の条件が奪うか破壊の2択というのが
どうにもよくわからないのですよ。
奪うってだけならわかりやすいのですが「破壊」してしまっては石が失われるだけで意味がないような気がします。
もし「破壊」することで何かしらの効果が得られるというのなら、「奪う」を選択肢に入れないと思うのですよ。
ひとまず王玉に関しては、
・ロイヤルガーデンとの関係
・遺産相続(ハヤテの王玉に限る)
・三千院帝の目的(最終的には紫子の復活?)
あたりが注目事項でしょうか。
ちなみに今王玉を持っているのがわかっているのは、ハヤテ・愛歌・ワタルの3人(だったはず)です。
画像(C) 畑健二郎 / 週刊少年サンデー
ハヤテのごとく! 19 (少年サンデーコミックス) | |
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