ナンバーズの誕生とその私生活 -漫画版なのは12話
Episode-12 (StrikerS #16.5)「Dreams」
■今月の付録
シリーズ完結記念BOOK
・クリエイターコメント
・人気イラストレーターさんによるイラスト
・三嶋プロデューサーインタビュー
・登場人物相関図
・年表
等が収録されていました。これだけでも素晴らしいものですよ!!
なによりPOP先生のヴィヴィオのかわいさは異常!
■機械的
次々と誕生するナンバーズの面々。
生まれたばかりのセッテのあまりにも余所余所しい言動にトーレが
「あまりにも機械的すぎるぞ」
と注意する。余分な感情はなく、ただ言われたミッションをこなす戦闘機人。
それはそれで一つの形なのかもしれませんが、機械的過ぎるだけに融通が利かなかったり
臨機応変に行動できなる事を心配しているトーレとチンク。
しかし、感情があまり芽生えるのもナンバーズにとっていいとは限らない。
StrikerS #22話「Pain to Pain」にディエチの言動を見てもらえば分かるのですが、
彼女は、ヴィヴィオとそれを助けに来たなのはさんに対して心もとない感情を漏らしている。
頭では冷徹になれるのに、実際にその姿を見てしまうとかわいそうで仕方がない。
それは、HUNTER×HUNTERでコムギを殺しに行こうとしたのに逆に助けてしまう
王の姿と同じものなのでしょう。
■男?女?
確かに、オットーってどうみても少年ですよね。
ナンバーズは集団洗浄という名の一緒の風呂に入るのですが、
オットーは集団洗浄が苦手なのだそうだ。
それに加え、男性体か女性体かどうかも秘密にしている。
もしかしたら男かもしれない…そう思ったノーヴェが急に体を隠し始め恥らう姿がかわいいです。
■ウーノ美容師
何ですかこのノホホンとした雰囲気は!?
まあそれはいいとして、スカリエッティとクアットロがなかなか興味深い話をしていました。
それによれば、最終制作3機(セッテ、オットー、ディード)はクアットロが手を加えて、
余分な成分の排除を行っていたらしい。
余分な成分とは、感情のことでしょうね。またまた引き合いに出しますが、
StrikerS #22話「Pain to Pain」のディエチの言動を見たクアットロは、
「お馬鹿なディエチちゃん。あなたもチンクやセインみたいなつまんない子なのね」
と漏らしています。
クアットロにとって「感情」はただただ余分な成分でしかないと考えているのでしょう。
しかしスカリエッティはそうは考えていないようです。
機械でありながら人間らしさを出せる事が素晴らしいと云っています。
アニメ本編で、はやても云っていましたが、スカリエッティは違法研究者でなければ、
かつてないほどの天才で偉大な研究者なんですよねぇ。
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