アニプレックス、5月16日に「ラインナップ発表会2011」を開催、「メーカーにとって激痛が走る情勢」
アニメ
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2011年05月28日22時30分
5月16日、アニプレックスは「ラインナップ発表会2011」を富士ソフト アキバホールで開催し、冒頭では夏目公一朗代表取締役が壇上に立ち、以下のようにコメントをしました。
「7月の地デジ完全移行を前に、ブルーレイ関連機器の普及が目覚ましい。
その恩恵を一番受けているのがアニメのカテゴリーであり、ここ数年と比べても伸長しているが、ユーザーの雇用情勢の悪さ、収入の伸び悩みが起因となり、作品に対する峻別が一層厳しくなっている。
勝ち負けが激しく、ごく一部のヒット作は大きく枚数を伸ばすが、中間の採算合格ラインギリギリの作品が少なくなり、残りの大多数が赤字、しかも負け方が厳しくなっている。」
現在の厳しい市況を「メーカーにとって激痛が走る情勢」と表現し、
その上で、打率を高めるべく、この春に大規模な組織改革を行ったと明言しました。
同社はこれまで企画・制作部門と宣伝部門を別々に組織していましたが、これを各部門が共同で企画から宣伝までのプランを考えていくスタイルに変更し、2つのチームに縦割りし、営業部門も大幅に組織改編を行ったとしています。
夏目氏は「2人のリーダーにそれぞれの組織を預け、切磋琢磨して会社全体のヒット力を高めてもらう、組織は変わったが、一体となってヒットを作っていく方針は変わらないし、それをより一層実践していこうと思っている」と意気込みを語りました。
尚、ラインナップは、TVアニメ新作「Aチャンネル」「DOGDAYS」、劇場公開「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」「傷物語」「蛍火の杜へ」「マルドゥック・スクランブル 燃焼」などを各担当者が説明し、新設レーベル「アニメ文庫」の立ち上げや、新規事業としてアーティストマネージメントを行うことも発表!
すでに4月にメジャーデビューを果たしたLiSAと、第4回アニソングランプリを獲得した河野マリナを紹介し、それぞれ生ライブも披露したそうです。
詳細は以下から。
大多数が赤字ということで厳しい状況ですが、何とか頑張ってもらいたいですね。
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