アーたんオーバーソウル!? -ハヤテ185話
第185話 「THE END OF THE WORLD⑧憎悪の王の誕生」
■指輪
アーたん「いつか…これを二人ではめられる大人に…一緒になりましょうね。」
誓いの指輪。エンゲージリングとはちょっと違う、誓いの指輪。
そんな大事な指輪をムキ出しでもっているのは危ない。
でも、ハヤテの両親に預けるよりかは数倍安全なのは確かです。
あれだけ、親に絶望したハヤテ君もやっぱり幼稚園児でした。
ハヤテの両親は、悪の道のプロ。幼稚園児をだますことくらい朝飯前なのです…。
それにしても酷い…酷すぎる!ここまで子供の心を踏みにじる親がいていいのだろうか。
アーたんも怒り爆発です。
「あんな奴らは地獄に行けばいい」「人間のクズ」「人の優しさを喰い物にし!!!不幸をまき散らす!!!」
と、容赦ないお言葉の数々。
ハヤテのごとく!において、いまだかつてギャクを交えないここまでの個人叩きはありませんでした。
やはり、過去編はハヤテのごとく!の本編とは異なる漫画です。
今まではどんなにシリアスな場面になってもギャグでお茶を濁してきました。
ハヤテのごとく!は、バックグラウンドの設定はあってもやはりコメディ漫画であったわけです。
でも過去編にはそれがあまりない。正真正銘のシリアス展開のファンタジー漫画です。
ところで質屋に預けられた指輪ですが、スグには流れないでしょうから
ハヤテがアーたんにプレゼントした指輪を質に入れてでもして取り戻せばまだなんとかなるんじゃ
ないのかなぁと思いました。
■時間
181話で判明した、ロイヤルガーデンと外界の時間差。
あの時、ハヤテは(アーたん曰く)正しい時間の時計を見て「針の進み方が全然遅い」と云いました。
それはつまりロイヤルガーデン内は、
ドラゴンボールの精神と時の部屋状態であるということがわかりましたよね。
ただ、実際はどれくらい違うのかがわかりませんでしたが、
今回のハヤテと親のやり取りでだいたいの時間差がわかりました。
2ヶ月が約60日だと定義すると、
外界:ロイヤルガーデン = 1:12
ということになります。
勿論、ハヤテの2ヶ月というのはおおよそなので誤差はあると思います。
(ちなみに精神と時の部屋は、1:365)
ところで、前回のキーポイントを皆さん覚えていますか。
それは、新聞の一面に、天王州家ご令嬢いまだ行方不明!という描写がある部分です。
この「いまだ行方不明」もどれくらいの期間が過ぎているのかはわかりませんが、
新聞の一面になっていることを考えるとそこまで長くない期間だと思われます。
仮に1週間だとすると、アーたんがロイヤルガーデンで過ごした日数は84日。
これではあまりにも短すぎます。ハヤテと出会う前から結構いたと考えて、1ヶ月にしましょう。
外界の1ヶ月は、ロイヤルガーデンでは約1年です。
幼稚園児であるアーたんが孤独に寂しく過ごしていたことを考えると1年くらいが案外
ピッタリなのかもしれません。全部私の妄想ですけど。
■何かいる
怒り狂うアーたん。
彼女の背後に棺桶からなにやら怪しい気配。科学では説明できないアレでしょうか。
というかこれってもしかしてオーバーソウルというやつですか?
シャーマンキングのオーバーソウルですよ。霊と一体化するというアレです。
さて、そんなわけでついに破局を迎えそうなお二人。
畑先生もクライマックスと云っていたので間違いないでしょう。
アーたんの大事な大事な指輪をハヤテの両親に渡してしまい、あまつさえその両親と一緒に住もうと
提案した事…これがハヤテの罪だというのなら、こんな酷なことはないでしょう。
幼稚園児に両親を信用するなというほうが無理ってものです。
画像(C) 畑健二郎 / 週刊少年サンデー
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