アーたんとマリアさんの関係はもしや… -ハヤテ181話
第181話 THE END OF THE WORLD④ 世界に届く声で
■触れてはいけない主の秘密
ハヤテとアーたんの出会い。ハヤテとナギの出会い。
過程は違えど、執事と主になる関係からみると非常に似ています。
出会いが偶然(という名の必然かもしれませんが)というのもありますが、どちらの執事になる場合も
執事として働くというよりは、執事として働かせてもらうというニュアンスですよね。
どちらもハヤテが心底困っていた時に執事として雇う事で救っているんですから。
そしてコメントでもいただきましたが、主の秘密を垣間見てしまいそうになるシチュエーションも一緒。
ナギの場合は、絵日記…じゃなくて漫画を見てしまうのですがこちらは完璧なギャグ。
しかしアーたんの場合は…
絶対に見てはいけないものらしく、今までハヤテに見せたことがない怖い顔で
拒否しました。いったいその棺桶の中には何が眠っているのでしょうか。
一度出てきたから後々また登場するに決まっていますが、
これがアーたんとの破局の原因になるのでしょうか。
個人的には、現代のロイヤルガーデンで初めてハヤテが中身を見てしまうという展開も
面白そうではありますが、果たして現代でロイヤルガーデンが登場するのかは分からないですよね。
「既に存在しない」「ハヤテが堅く拒否する」「何かしらの理由で近づけない」
等の理由で登場しないというのはありそうです。
■ロイヤルガーデン
今回を通してハヤテが感じたこと…それはロイヤルガーデンという場所での違和感。
「名前もよく考えたら変だ。神さまが棲んでいる城に王族って…」とハヤテが云っていましたが、
確かによくよく考えればおかしいですね。
幼稚園児のくせに難しい英単語知っていることがおかしいですね!
まあそれはおいておいて、問題の大時計ですよ。
ハヤテはあの大時計を見て「壊れてる」と感じました。何故なら「針の進み方が全然遅いから」です。
しかしアーたんは「それで合っている」と云い、「その時計だけは正確」とも云いました。
時計は正確だけどハヤテには遅く進んでいるように見えたということ。
これはつまり、この空間(ロイヤルガーデン)だけ時間の進行が遅いということじゃないでしょうか。
例えるなら、ドラゴンボールの精神と時の部屋に入っているような状態です。
だとしたらロイヤルガーデンはやはりただの広い城というわけではない。
その点、ハヤテはこの空間に違和感を感じているんですよね。
■魔法の鏡「天球の鏡」
神さまの目を形容された魔法の鏡である「天球の鏡」。
この鏡は、自分が知っている人の周囲をわずかばかり映すことができると言う。
そして、アーたんが知っている人とその周囲が
マリアさん!
アーたんとマリアさんが繋がりました!どんな繋がりかはわかりませんが、
この鏡に映し出されたことを考えると、アーたんとマリアさんはかなり親しい間柄だったのでは
ないでしょうか。親友…はたまた親族。それこそ姉妹という可能性もあるわけです。
だってマリアさんの苗字って未だに明らかになっていないわけで、
血の繋がった姉妹である可能性は意外と高いのではないでしょうか!?
そもそもマリアさんは苗字どころか過去も殆ど明らかになっていませんからねぇ…。
■女心
アーたんを前に幼女マリアさんを見て「凄くかわいい女の子」とか云っている時点で、
ダメダメですね。これは将来ナギに対しての接し方にも言えることですが、
成長しても女心はよくわかっていないんですね。
画像(C) 畑健二郎 / 週刊少年サンデー