ヒナギクがついに告白する日 -ハヤテのごとく164話
第164話 MAGICAL:LABYRINTH
■やってきたました千葉県某所
移動手段は徒歩ではなくて電車でした。
海にいくとはいっていたハヤテ君。海は海でも、東京ディズニーシー!!
…ではなくて、ただの遊園地です。
本誌の記述も、
『千葉県某所ですが実在する日本で一番有名な遊園地とは関係ありません!!!マジで!!』
マジで!!!
そりゃ、著作権にうるさい某会社のパロディをやるなんて命懸けですからね!
あと、関係ない話ですが私は東京ディズニーシー行った事ないんですよ。
■ヒナギク大満足
年間何千万人もの人が訪れる東京ディ…じゃなかった、日本最強の遊園地。
初来場者は大抵満足して帰るといわれているそうです。
ヒナギクも大満足みたいです。やっと心からの笑顔が出てくれましたね。
それにしてもそんなに楽しい所なのでしょうか。よし、今度私も一人で行ってみようと思います。
さて大満足のヒナギクを見て
ハヤテ「なんだか今日…初めてヒナギクさんに会った気がします。」
どっかで聞いた気がしますが、いいセリフですね。
そりゃあお互い今まで上っ面同士で行動していたわけですから、的を得ていますよね。
そして、その言葉に「ハヤテ君と一緒だったからより楽しい」と照れながら云うヒナギク。
これでハヤテの『ヒナギクに嫌われている』というのも少しは解消できたんじゃないですかね。
■正直でよろしい
ヒナギク「ハヤテ君はなんで今日私を映画に誘ってくれたの?」
もう帰る時間になってこの質問。
普通に考えて、男の子が女の子を映画に誘うという事はデートに誘うということですよね。
その女の子に気があるということです。
このヒナギクの笑顔からは、何かを期待するものがあったのだと思わさせられます。
ご存知の通りヒナギクはハヤテが好きです。好きな男の子と親しくなりたいのに理由はいりません。
しかしハヤテの口からはヒナギクの予想外の言葉が発せられます。
ハヤテ「本当の事を言うと…頼まれたんですよ…花菱さんたちに。」
ああああ、そこで本当の事をいっちゃうあたりハヤテ君らしいといえばそうですが…。
確かにこの事は云うべきではなかったと考える事もできますが、この言葉を聞いてガッカリした
ヒナギクにハヤテが云った「今日は僕も…ヒナギクさんと一緒で嬉しかったです。」という言葉で
充分フォローできていると思うんですよね。
頼まれてヒナギクを誘ったのは事実ですし、後々発覚するより断然いいと思うんですよ。
勿論理想は、頼まれもしないのにヒナギクを映画に誘うことでしたが…。
■告白
ハヤテの告白
「帰りの電車賃…貸してくれませんか?」
ダサすぎです!何が三千院本気モードでしょうか!?
さりげなく入場チケットを奢ったつけがまわってきたようですね…。
さて、問題はその後。
ヒナギク「私はね…観たい映画に誘われたからって…そんなの…」
ヒナギク「好きな人とじゃなきゃ見に来ないわよ!!」
ヒナギクの告白。自分からは告白したら負けだと思っているヒナギクがついに告白をしました!
勿論ご覧の通りKYな電車によって失敗でしたが。
何故自分から告白しないといったヒナギクがあんなことをいったのか。
それはやはり、ハヤテの鈍感さが原因だと思いますね。
「だいたいハヤテ君は少しにぶいんじゃない?」と云っていますが、少しどころかかなり鈍い
と思われます。
まあ、ラブコメの主人公の必須条件なので勘弁してやってください!
画像(C) 畑健二郎 / 週刊少年サンデー