【ネウロ】客観的事実かどうかの裏をとれ【104話】
2007年03月07日
宮迫醍醐
宮迫社長の実の息子の醍醐でした!
しかし今までの犯人がそうであったとおりまずは否定する醍醐。
監視カメラに屋上へ行く人物が誰も映ってないと証言する。
この監視カメラだが、確かに全部で54台設置されており死角はないと思われた。
しかし重要なのはカメラの数ではなくモニターの数でした。
カメラの数が54あるのに対して、モニターの数は9しかないのである。
これはどういうことか?
単純に考えると…1つのモニターで6個のカメラをカバーしないといけないのである。(54/9=6)
1つのモニターでのカメラが切り替わる時間は5秒みたいなので、
1分間で考えると、1つのカメラが映し出すのは1分間のうちたった10秒なのである。
と云うことは、1つのカメラは1分間のうち50秒間死角が出来てしまうということだ。
勿論、カメラの数は54とあるのでお互いが考えうる最大限のカバーをしてはいます。
それを差し引いたとしても1つのエリアでの死角は1分間に10秒は出来てしまうということだ。
出社・退社時に警備室のモニターを見ておけば
このシステムを理解するのは実に簡単である。
あとは、時間の正確な時計を用意し
モニターのタイミングを合わせておけばいとも簡単に…
最上階まで行くことが可能というわけだ。
(ネウロは石垣刑事を使って実践させてみた)
勿論こんな荒んだ監視カメラはあっていいのか?
と思われがちだが、そもそも内部の人間に対しての対策などないのが普通なのではないでしょうか。
このモニター室に入ることができない外部の人間はこのシステムがわからないので、これを実行するのは 不可能に近いと思われます。
これで監視カメラでのアリバイは崩れましたが
相変わらず3人が容疑者なのは代わりません。
というわけで、次は場所を屋上に移すネウロとその一行。
残る問題は、どうやって宮迫社長を屋上まで呼び出し突き落とすかです。
宮迫社長に顔も名前も覚えられていない登呂には呼び出すことすらできない。
仮に呼び出せたとしても60Kgの人間を投げ落とすのは女性である奈良鹿には不可能。
これらの出来事は、笹塚と吾代が調べ上げた客観的事実である。
残すは、醍醐の「高所恐怖症」という周囲の証言も一致していかにも客観的事実だと思われがち なことなのだが…
ここでネウロは醍醐に幻覚を見せ恐怖を与える。
するとどうだろう
醍醐は恐怖のあまり一目散に高いアンテナの上に逃げてしまった。
こんな彼が本当に高所恐怖症なのでしょうか?
高所恐怖症とは実際に治療が必要になる精神の障害である。
このことに間違いはありません。
しかし現実には大半の人は自己申告であるわけです。
当の本人の醍醐も診断書はもっていませんでした。
「高所恐怖症」と周りに云ってそう振舞っておけば周囲はそれを信じるかもしれませんが、 それは客観的事実と云うことはできません。
容疑者3人の中で醍醐と他の2人との決定的な違い…
それは他人の手で実証することができるかどうかでした。
全てのアリバイが崩れ追い詰められる醍醐。
しかし相変わらず今回もネウロは「動機」まで調べることができなかった。
毎回犯人の狂った様子が描写されながら動機を語りますが今回は…
醍醐「七光が足りねぇよぉ~…」
何やっても許される最強の特権!それこそが親の七光
七光さえあれば…王の息子は王になれる!政治家の息子は政治家になれる!
自分に殆ど才能がなくても親の七光で何にでもなれる!
と語る醍醐。
醍醐「七光さえあれば!!人ひとり殺したっていいんだよぉ!!」
なんでも許されると思っている醍醐!
次号その真の目的が明らかに!!
というところで今週は終了です。
犯人予想応募者全滅でしたよ(ぁぅー
笹塚と吾代がそれぞれ奈良鹿と登呂のアリバイを成立させるところに着眼しておくのが正解だったんでしょうかね。
というわけでまた来週~
画像(C) 松井優征 / 週刊少年ジャンプ
宮迫社長の実の息子の醍醐でした!
しかし今までの犯人がそうであったとおりまずは否定する醍醐。
監視カメラに屋上へ行く人物が誰も映ってないと証言する。
この監視カメラだが、確かに全部で54台設置されており死角はないと思われた。
しかし重要なのはカメラの数ではなくモニターの数でした。
カメラの数が54あるのに対して、モニターの数は9しかないのである。
これはどういうことか?
単純に考えると…1つのモニターで6個のカメラをカバーしないといけないのである。(54/9=6)
1つのモニターでのカメラが切り替わる時間は5秒みたいなので、
1分間で考えると、1つのカメラが映し出すのは1分間のうちたった10秒なのである。
と云うことは、1つのカメラは1分間のうち50秒間死角が出来てしまうということだ。
勿論、カメラの数は54とあるのでお互いが考えうる最大限のカバーをしてはいます。
それを差し引いたとしても1つのエリアでの死角は1分間に10秒は出来てしまうということだ。
出社・退社時に警備室のモニターを見ておけば
このシステムを理解するのは実に簡単である。
あとは、時間の正確な時計を用意し
モニターのタイミングを合わせておけばいとも簡単に…
最上階まで行くことが可能というわけだ。
(ネウロは石垣刑事を使って実践させてみた)
勿論こんな荒んだ監視カメラはあっていいのか?
と思われがちだが、そもそも内部の人間に対しての対策などないのが普通なのではないでしょうか。
このモニター室に入ることができない外部の人間はこのシステムがわからないので、これを実行するのは 不可能に近いと思われます。
これで監視カメラでのアリバイは崩れましたが
相変わらず3人が容疑者なのは代わりません。
というわけで、次は場所を屋上に移すネウロとその一行。
残る問題は、どうやって宮迫社長を屋上まで呼び出し突き落とすかです。
宮迫社長に顔も名前も覚えられていない登呂には呼び出すことすらできない。
仮に呼び出せたとしても60Kgの人間を投げ落とすのは女性である奈良鹿には不可能。
これらの出来事は、笹塚と吾代が調べ上げた客観的事実である。
残すは、醍醐の「高所恐怖症」という周囲の証言も一致していかにも客観的事実だと思われがち なことなのだが…
ここでネウロは醍醐に幻覚を見せ恐怖を与える。
するとどうだろう
醍醐は恐怖のあまり一目散に高いアンテナの上に逃げてしまった。
こんな彼が本当に高所恐怖症なのでしょうか?
高所恐怖症とは実際に治療が必要になる精神の障害である。
このことに間違いはありません。
しかし現実には大半の人は自己申告であるわけです。
当の本人の醍醐も診断書はもっていませんでした。
「高所恐怖症」と周りに云ってそう振舞っておけば周囲はそれを信じるかもしれませんが、 それは客観的事実と云うことはできません。
容疑者3人の中で醍醐と他の2人との決定的な違い…
それは他人の手で実証することができるかどうかでした。
全てのアリバイが崩れ追い詰められる醍醐。
しかし相変わらず今回もネウロは「動機」まで調べることができなかった。
毎回犯人の狂った様子が描写されながら動機を語りますが今回は…
醍醐「七光が足りねぇよぉ~…」
何やっても許される最強の特権!それこそが親の七光
七光さえあれば…王の息子は王になれる!政治家の息子は政治家になれる!
自分に殆ど才能がなくても親の七光で何にでもなれる!
と語る醍醐。
醍醐「七光さえあれば!!人ひとり殺したっていいんだよぉ!!」
なんでも許されると思っている醍醐!
次号その真の目的が明らかに!!
というところで今週は終了です。
犯人予想応募者全滅でしたよ(ぁぅー
笹塚と吾代がそれぞれ奈良鹿と登呂のアリバイを成立させるところに着眼しておくのが正解だったんでしょうかね。
というわけでまた来週~
画像(C) 松井優征 / 週刊少年ジャンプ
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