新キャラ「日比野文」の理想と現実 －ハヤテ158話

■新キャラ「日比野文」

ひっさしぶりの新キャラは、とっても元気な女の子。
憧れの白皇学院に入学し、夢と希望でいっぱいな彼女。ああもう展開が読めましたよ！
理想と現実は違うのです。
『マリア様がみてる』の祐巳がリリアン女学園に入るのとは違うのです！
文の理想の学校は、変わり者の生徒が多く最初はきっと戸惑う事でしょう。

「さあいったいここでどんな出会いが待っているのか…胸の奥がワクワクでいっぱいです！！」

目がキラキラさせちゃっていました！どんな出会いって…ねぇ…
勿論彼女は脇役の１人でしょうが、性格や状況を考えると典型的な主人公キャラなんですよね。
文が憧れの高校に入るってところから始まる第一話…ありそうです。
ところで彼女の名前は「文」。『咲夜同様にまた東方キャラと同じ名前か！？』
と、思ったのは私だけでしょう…が、どうやら読み方は「ふみ」なので違いますかね。

■変人その１

木から降りられなくなっていた猫。
その猫を助けようと木には登ったはいいけど自分が降りられなくなってしまった少女。
ヒナギクって初対面の人とは必ず木の上に登っている状態で遭遇するのでしょうか…。
それに関しては今回の話の一番最後のコマで花菱さんが、

「しかしどうしていつも朝っぱらから男の子みたいなケガをするんだ？」

と、ヒナギクを問いただしていたことから、ヒナギクは毎朝木の上に登っているみたいなのです！
毎朝毎朝律儀に木の上で立ち往生して、「スカートの中はスパッツだから大丈夫」みたいなことを
やっているのでしょうか…。
で、今朝はそれを文に見られたと…。
そして飛び降りたはいいけど、[とびこんではいけません]という中に飛び込んでしまうヒナギク。

こんな阿呆な人が、文が理想とする白皇学院の頂点の存在である生徒会長だなんて
夢にも思わないでしょうねぇ。

お互い名乗っていないのに、ヒナギクは文の名前を知っていました。
「ちょ!!なんで私の名前知ってるんですか!?」と問いただす文を軽くあしらうヒナギク。
白皇学院の個人情報の取り扱いに不信感を抱いてしまったのかもしれませんね！

■変人その２

次に文が出逢ったのは、健やかに眠る少女。
こんなところで眠っていては、授業に遅れてしまうと思った文は彼女を起こすのだが、
「授業に出たくないからここで寝ているのだ。」とか言い出す。
も、もしかしてあなた…

図星をつかれちゃいましたか！？
その後も「名前だけは凄く偉そうです」とか散々バカにされる我らがヒロイン。
年下だけど、一応先輩であるのに、貫禄もあったもんじゃありませんね…。
そこで急遽ハヤテを呼んで「こいつに私のスゴいと頃を教えてやってくれ!!」と頼みます…
が、
悩み始めるハヤテ君。一生懸命考えています。
ナギの凄い事と云えば、オタク知識ですかね！？でもそんな事一般人であろう見ず知らずの
新入生に言っても逆効果でしょう。
恋人に「私のどこが好きなの？」と聞かれた時みたいに悩んでいる暇はあまりありません！
そこで取り急ぎハヤテが見つけ出した答えは…

バレバレの嘘じゃないですか！

■ポジション

次に登場する新キャラ(?)は、アーたんか姫神かと思っていただけに予想外でした。
今週の畑先生のBSによると

となっているだけに、歩の出番を取ってしまいそうなキャラではありますよね。
普通って仰っていますし！
彼女が登場した意図は次回の話で明らかになるそうなのですが、うーん予想できない…。
まさか、彼女がアーたんか姫神に繋がるとでもいうのでしょうか。

まあでも今回文が果たした役割といえば、「白皇学院は普通じゃない」ということの表面化で、
文は朝出逢った上級生３人は変な人だという印象を持ったんじゃないでしょうか。
もしかしたら、

とか思っちゃったかもしれませんねぇ。
新キャラ「日比野文」の今後に期待です。

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畑 健二郎Back Stage

画像(C) 畑健二郎 / 週刊少年サンデー

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