第139話 折【おれめ】
なんだかんだで予想通りの展開です。
そのまま流されて The END だと思われたDRでしたが、なんと葛西に助けられました。
「大丈夫か? えらいめにあったなDR」と葛西の言葉に耳を貸さず、ネウロへの憎悪を
あらわにするDR。もはや冷静さを完璧に失っていました。
そしてやはり、
DRは処分されてしまいました。
シックス曰く、新しい血族の条件はDNAではなく決して折れない脳の強さ。
ネウロに敗北したDRはどうみても折れてしまっていたので処分されてしまったのです。
葛西がわざわざDRを助けたのは、『折れているかどうかを確認する』かというよりは、
『警察に身柄を渡さない為』だったようですね。
葛西の予想以上に動きが早い警察…。果たして役に立つ時が来るのか!?
先週私は、
「DRの戦略なら自身がネウロに見つかりやすい場所に姿を現さなければよかったわけです。」
と、云いましたが今週の話で何故DRが姿をわざわざ現したかが判明しました。
DRがいた…いや、見張っていたのは、DRの計画の中で最も重要な爆破箇所だったのです。
そのポイントに瞬時に向かったネウロは凄いです。
しかしその魔人相手に素手で挑んだDRは無謀でしたよねぇ。
シックス「DRは捨て石として使った。」
まあやはりというか、先兵だからそんなところでしょう。
ただ予想以上に先兵が強かったのは云うまでもありません。
さてシックス一味には、「五本指」と呼ばれる奴等がいるそうなのですが、
「葛西」や「DR」…そして女の「ジェニュイン」もその1人らしいのです。
って5人だけですか!?もっと多いのかと思っていました。
まあ勿論、都合上という事なのかもしれませんが、この5人がシックスの手足となって
動くコマなのだそうです。DRは既に死んだので残りは4人。
とはいえ、DRより確実に強いと思われる4人+シックスがまだ控えているわけです。
連戦すら辛いネウロにとって、この後5人に次々と襲い掛かられるとまず勝ち目はありませんよね。
それにシックスは、
「案の定DRは撃退され彼の計画は半分の効果もあげられなかった。
つまり緒戦は我々の大勝利だ。」
と、云っています。
DRの計画が妨害されたということは、ネウロは相当なエネルギーを使ったという事の証。
シックスの予想通り、魔界777ッ能力を数個と魔帝7ッ兵器まで使用したネウロは…
消耗しきっていました。
シックスにとってはまさに思い通りで、あまりにも事がうまく運びすぎて笑っていました。
思い通りだとやはり、笑わずにはいられないようですねぇ。
さて、早速次の刺客を送り込む手筈をするシックス。
「あと数回同じことを繰り返せば…ネウロを簡単に無力化できる。」
ってあと数人捨て石にする気ですか!
ネウロの孤軍奮闘ではどうにもならない。
今こそ、「弥子」「ダンボールおじさん」「警視庁」…彼等、人間の力が必要な時なんですよ!
画像(C)松井優征 / 週刊少年ジャンプ
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