第153話 「遠き山に日は落ちて谷にも落ちて」
今週のサンデーは、マリンハンターでパンツとおっぱいが出てたり、
ワイルドライフでは「麻生」さんが出たり、ゴールデンエイジでは朝青龍ネタが出たり、
金剛番長が熱かったりとかなり楽しめました。
そんなわけでハヤテのレビュー始めます。
煽り文の「体を張った東宮…男を上げつつ落下中!!」に
誰がうまい事いえと…とツッコミつつ、見ていました。
覚悟を決めて漢をみせた東宮でしたが、落下中に「助けて野々原!!野々原」と頼ってしまいます。
折角一歩成長したように見えたのに、これではダイナシです!
さて、当然のように彼が死ぬわけがありません。
伸ばした手、それを掴むのは…
ハヤテかよ!!
新キャラ登場したり、飛行石で助けたりするわけじゃあないんですね…。
先週の152話の終わりに気配を感じた伊澄。それはやはり愛歌が持つペンダントでした。
その謎の力は、結局今回も謎のままで解明されませんでしたが、
伊澄さんは愛歌に忠告します。
「『それ』は…愛歌さんが持つには…大きすぎる力だと…思いますよ…」
帝は持っているだけでいいといって愛歌に持たせますが、
結局ハヤテの時と同様に伊澄の力を再確認したかっただけなのでしょうか…。
伊澄の力で力の制御はある程度行えたみたいですが、
愛歌にとってはいい迷惑でしかない行為ですよね。
「かわいいお前にそんなことはせんよ」とか抜かしてたジジイはさっさと表に出てきてください。
三千院家に「ハル」という名のメイドとして行ったこともある千桜。
生徒会書記にして真面目キャラというレッテルもあって、彼女をハルと結びつけるのは
なかなかにできない事のようですね。
もっとも、愛歌にはスグばれましたけどね。
まあでもわかってしまうという事は、それだけ親しい仲だということなので
むしろ嬉しいことなのかもしれませんねぇ。
さて、そんな千桜がついつい
ナギの前で、ガンダムネタを云ってしまった!
じぃ〜とナギに見つめられること数秒ですが、ちょうど愛歌と合流できた事もあり有耶無耶に。
しかし今後ナギに注目さえる危険性が増えてしまいましたね。
そのナギは頂上まで自分の力で登れて感動していました。
山の頂上に着いた達成感とその見晴らしは感動するに値するものですよねぇ。
ヒナギクに「少しは感動したんじゃない?」と図星をつかれたナギは、
「ふぇ!?やっ…」とか焦って不覚をとっていました。なんという分かりやすい反応でしょう。
東宮を落とした拍子で自分も崖から落ちてしまったクマ。
そこにまた迷子になっていた伊澄さんと鉢合わせしますが、
伊澄さんの圧倒的な力と、ケガを治してくれた優しさに懐いてしまったようです。
力を取り戻した伊澄さんの力は凄いですね。
結局今回は伊澄さんの1人勝ちだったような気もします。
結局高尾さんで何が起きたかというと…何も起きていません。
物語の進行的に見れば殆ど足踏み状態じゃないでしょうか。
正直な感想を言いますと、もう少し新しい何かが欲しかったところではあります。
ハヤテのごとく!は1つの視点ではなく、2〜3個のストーリーが平行で進んでいくという形式
がしばしばありますが、その名の通り平行であまり交差することがありません。
もう少し、複雑な話になった方が良い様な気がしたりもします。
高尾さんでは、
・クラスメートの顔合わせ
・東宮の成長
・謎のペンダント(飛行石!?)を伊澄さんが制御
・ナギの自力登山達成
この4点でしょうかね。
最近「ハヤテのごとく!のバトルは楽しめない」という話がよく出ていますが、
それはそうですよ。誰も死んだりしないバトルに緊張感があるわけがありません。
今回のクマとのバトルは東宮を新キャラが助ける伏線だと思っていたのですが、
どうやら東宮の成長を描く為だけだったみたいです。
もしかしたら今回あまり活躍できなかったハヤテが今後成長するというフラグでしょうか。
それか、ハヤテ達が敵わなかったクマにあっさりと勝利した伊澄さんの力を示す為だったか。
ちょっと否定的な意見になりましたが、これからもハヤテのごとく!を応援していくつもりなんで
よろしくお願い致します。
画像(C) 畑 健二郎 / 週刊少年サンデー
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