第131話 夢【ゆめ】
いやーはははHAHAHA。
思いっきり犯人外しましたミルトです(涙目)。
何が悪かったと言いますと、
石垣を買いかぶり過ぎた
ことでしょうか…。
結局彼が行っていた事情聴取という名のヲタク談話は全くの無意味で、
褒められる事など何一つありませんでした。
そういえば今週は巻頭カラーなんですが、
石垣が出しゃばっていました。
折角のセンターカラーを石垣に使っちゃうなんて松井先生は相変わらず凄いチャレンジ精神です。
前回何も成果をあげていない石垣でしたが、今回ほんの少し活躍の場がありました。
キッチンの排水溝にあったピザを作る為の生地と、現場の靴の模写。
それらをパズルを合わせるかのように丁寧に1つ1つ張り合わせていく石垣。
そして完成してみれば、完全に靴と一致するじゃないですか。
なんということでしょうか。石垣の活躍で捜査が進んでしまうなんて!
もっとも前回のレビューの通り石垣が活躍するフラグは立っていました。
だから、執拗までに本編に絡んできた『忠実!!うらぎり君』が引き合いに出されるのかと
読んでいましたが見事に外れました…。
もう出て来ないのでしょうか…うらぎり君。
犯人は店長でした。
DCS…ドーピングコンソメスープの至郎田正影といい今回も店のトップが犯人とは。
そして今回の店長の豹変ぷりは…
夢見る人間のサポーター
でした。
そこまで悪い人間ではないように思えました。
店長は、夢見る人間を常に支える事を生きがいにして生きています。
夢を見るとは素晴らしい事!
人は「ああなりたい!」「将来こうなりたい」と夢を見ます。
スグなれるものに対しては『夢』とは言いません。
夢とは一種の憧れですから、自分から程遠いものであり適うのが薄い希望であるからです。
確かに一握りの人間は夢を適えることが出来ますが、殆どの人は『現実』という越えられない壁
を前にして挫折します。
でも夢を見る事は素敵な事だと私は思いますよ。
だって夢を抱かない人間は、ほんの少しの可能性も持たないということなのですから!
ところでこの店長なんで殺害に及んだのかというと
自分の店で夢のない暇つぶしで長居したからなのだという。
店長「しょせん安定した職についてる奴には夢の話はわからないか」
とかいっていますけど、
店長自身はどうなんだ!?
と問い詰めたいです。
メジャーリーグに行った日本人がヒットを打ったか打たないかだけの無意味な情報だ!!
といっていますが、何も野球に限らずサッカー等にも言えますよねぇ。
国内から優秀なプレイヤーが生まれるのは喜ばしい事なのですが、スグに海外にいってしまい
国内リーグからスター選手がいなくなるという葛藤。
松井先生もこれにはうんざりしているのでしょうか。
画像(C)松井優征 / 週刊少年ジャンプ
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