土曜日に備えて復習せよ！１年半の時を越えてH×Hの新刊が発売

ついに！ついにボク等の冨樫先生が帰って来る！！
なぜ、ただ休載していただけなのにあれだけネタになったのか？
それは、なんだかんだいって

本当にどうでもよかったら長期休載なんかしても誰もネタにもしませんよ。
未だに長期休載の原因は分かっていませんが、とにかく復活を祝いたい！
普通に毎週読めることがどれだけ嬉しい事か冨樫先生に教わった気がします。
いなくなって気付く大切さ…身にしみました。

来週の月曜日の１０月８日はサンクリ当日！……は、今どうでもよくて…
その日は祝日なので、次のジャンプは１０月６日(土)に発売ですね。

だそうです。
まあ読者への配慮でしょうね。だって、

どこまで進んでいたか覚えていない

読者が多いのは確かでしょう。
ちなみに２３巻が発売したのは、２００６年３月。
今から約１年半前です。

キーパーソンはコムギ

王は退屈していた。
そこで、NGL国内のボードゲームの国内チャンピオンを呼び出すがどいつもこいつも
ルールを少し前に知っただけの王には勝てなかった…。
だが、東ゴルトーが発祥地である盤上競技『軍儀』の世界チャンピオンである
コムギに王は勝つ事は出来なかった。
何回やっても何回やっても王はコムギには勝つ事が出来なかった。
選別の日が来る前に王はコムギと軍儀を打ち続ける。
ある時、王はコムギに賭けをもちかける。

王「其方は勝てば其方の望むもの 何でも与えよう。ただし其方が負けたら左腕をもらう」

ヒトの呼吸を乱すものには、「欲望」と「恐怖」だと王は考えていた。
だからこの賭けをもち掛けることで、同時にそれを与え動揺させようとしたのだ。
だが、このやり取りさえも王の敗北であった。
コムギは、軍儀に負けた時は自らの死を選ぶと、もともと決意しているし
「特に欲しいものなど」今まで考えたことがないという…。
相手が命を毎回かけているのに、自分が安易に持ち出した賭けがばかばかしく思える。
だから王はコムギへの無礼を詫びるために

自分の左腕を自ら切り落としたのだ。
今回キーパーソンとなるこの女性『コムギ』は、王に色々な衝撃を与えた。
それは、王の思想を覆すきっかけとなるのかもしれません。

この左腕を治療できるのはネフェルピトー(以下ピトー)しかいない。
ピトーはこの治療の念能力を使っている間は、円が使えない。

ちなみに「円」とは「纏」「練」の応用技で、体の回りにオーラを広げ、
その内部にあるモノの位置や形状を肌で感じとることができる高等念能力である。
円の範囲は、念能力者によって違う。
幻影旅団のノブナガはたった半径４mだが、ゼノ・ゾルディックやピトーの円は相当広範囲
をカバーすることができる。

つまり、円内部では一切の隠蔽工作が無効になってしまう。
だからピトーが円を使っている間は、王がいる宮殿に近づく事ができなかったのだが、
ピトーは治療の念能力を使っているため、円が使えない。
ピトーの円が途切れた時こそが絶好のチャンスなのだ。
そのチャンスを生かしてノヴは、念能力『四次元マンション』で
宮殿内部に出入り口を作る事に成功する。
そしてついに運命の「選別の日」がやってくる。

悩める王

コムギと出会い、ある分野では自分を凌駕する人間がいることを知る。
その事で考えをめぐらして出た答えは、

暴力こそこの世で最も強い能力!!

それを自分自身に言い聞かせ、所詮暇つぶしの相手であったコムギを殺しに部屋に向かう。
しかし部屋にいってみると、コムギはカラスらしき鳥に襲われていた。
それを見た王は、即座に助ける。
そればかりか、

王「なぜ助けを呼ばぬ!? ここもこっちも!!血だらけではないか!!」

今殺そうとした人間を逆に助けてしまう事になる王。
自分は一体このコムギをどうしたいのか。王自身も分からないのだ。
生まれながらに最強の力と頭脳を持っている王だったが、やはりまだ子供なのだ。
世の中の事を知らない。
だからこそ答えが見つからない。
王は優れた知能を持っているが、知識や見聞は殆どもっていない。

ある時、王はコムギに名前を尋ねられ始めて自分の名前がないことに気付く。
自分は王だ。だが、いったい何者で、

選別が今始まろうとしている時に王は悩んでいた。
これこそが、王を倒すきっかけになるのでしょうか。
悩める相手は必ず隙が生じるものですから。
ちなみに王には、『メルエム』と云う母親がつけた名前があるのですが、
そのことは本人は知りません。
さて、もう一つ気になる事があります。
それは、コムギ襲われた後に王がピトーに命令したこと

王「次からコムギの周囲も警戒し、何かあればすぐ対処しろ」

何気ない一コマですが、ピトーの警戒対象が増えた事は重大な事柄だと思われます。
そんなわけで、決戦の開始は次のジャンプとなります！

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